
我が家の息子が、インフルエンザB型に感染しました。一度、37.7℃出た熱が翌日には平熱に下がり「単なる風邪だったか・・・」と安心したのもつかの間、2日後から37℃台前半をウロウロする熱を出したので、病院へ行きました。
内心、「この熱ならインフルじゃないよね」と思っていたのですが、検査の結果は「インフルB型」とのこと。その日から5日間、登校を禁じられてしまいました。我が家の息子がインフルで学校を休んだ翌日から2日間は学級閉鎖にもなりました。クラスの約半数が「インフルB」に感染したとのことでした。
インフルBって、今の時期にこんなに流行るイメージがないんですけど・・・?
ということで、インフルエンザB型の感染について、症状の特徴や流行の傾向などをまとめました。
★インフルエンザB型にかかるとどんな症状が出る?
インフルエンザにかかると高熱が出る、というイメージが強い方もいるかもしれませんが、B型に関しては高熱が出ないことがあります。(今回の我が家の息子は、まさしくコレでした。)
インフルエンザ独特の悪寒や寒気、筋肉痛などもA型ほど顕著にはあらわれないことが多いようです。その代わり、というわけではありませんが下痢や嘔吐といった胃腸に関する症状が出やすいという特徴があります。
また、風邪と同じように喉の痛み・鼻水・鼻づまり・咳などの症状が出ます。
高熱が出ず多少体調が悪い、と感じるだけだと風邪と見分けがつきにくいので、見逃してしまいがちですが、治療が遅れて症状が長く続くと免疫力も落ちてしまいます。すると、肺炎や急性脳症といった合併症が起きる場合があります。
とにかく、周りにインフルBに感染した人がいる、などという場合には単なる風邪かな?と思っても、念のため検査を受けておくと安心ですね。
★インフルエンザB型の流行の傾向は?
インフルエンザB型は、例年2月~3月頃に流行すると言われています。ですが、2017年~2018年にかけての冬は、この流行が1月にやってきました。ウイルスにとって都合のいい気象条件や環境が整うと、あっという間に広がってしまうことが分かります。
インフルエンザB型の潜伏期間は1~3日と言われています。周りに「感染者が出た」と言っている時には、すでにウイルスが体内に入ってしまっているかもしれませんので、マスクをつけて感染をさらに広げてしまわないように気をつけることをおすすめします。
感染経路は「人から人」で、感染者の咳やくしゃみの飛沫による「飛沫感染」や、飛沫がついたドアノブ・テーブルなどを触った手で、自分の目や口を触って感染する「接触感染」があります。
正しいマスクの装着、手洗い・うがいを徹底することで感染は最小限に抑えることができます。日頃から予防を心がけて行動するようにしましょう。
家庭内で感染者が出た場合の、家族への感染防止についてはこちらの記事を参考にしてください。
【参考記事】インフルエンザ流行中!家に置いておきたい感染防止グッズ
★まとめ
我が家の息子が感染してしまった「インフルエンザB型」について、症状の特徴や感染経路・流行について紹介しました。
◎症状の特徴
- 発熱(必ずしも高熱とは限らない)
- 悪寒、寒気、筋肉痛(A型ほど顕著ではない)
- 下痢や嘔吐といった消化器系の症状
- 鼻水、鼻づまり
- 咳、喉の痛み
◎流行の傾向・経路
- 例年の流行時期:2~3月頃
- 潜伏期間:1~3日
- 感染経路:人から人(飛沫感染・接触感染)
子ども達が誕生してから家族そろって予防接種を受けるようにしていましたが、まさかの感染でした。その後家族内での感染はなく無事に過ごせましたが、学校では3つのクラスが学級閉鎖となりました。学級閉鎖になったクラスの担任の先生も感染をしたそうですし、原因はやはり「インフルエンザB型」なのだそうです。
じんわりと流行る印象があったインフルエンザB型ですが、油断ならないなぁと改めて思いました。
今、インフルB型と同時に流行しているA型については、こちらの記事を参考にしてください。
【参考記事】インフルエンザA型の特徴は?症状や流行の傾向
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