
10月頃、近所を自転車で走るとあちらこちらで甘い香りが広がっているポイントがありました。そこには小さなオレンジ色の花。そう、「キンモクセイ」です。
実はここ数年、自宅のベランダでキンモクセイと沈丁花を植木鉢で育てて楽しんでいました。小さな苗木でも花の咲く季節になるといい香りがして癒されていたのですが…
今年2月に引っ越した際、新居のベランダに置いたら風通しが悪かったのか両方ともダメになってしまったのです。涙
引っ越しから半年以上が経過し、玄関前であれば北向きだけれども日当たりもあり、植物が育てられることがわかってきました。そして今、ふたたびキンモクセイと沈丁花の苗木を買おうかどうしようか迷っています。
キンモクセイと沈丁花は花の時期が異なるため、香りが重なることはなくそれぞれの季節感も感じることができます。また、庭がなくてもある程度育ってくれるのもおすすめのポイントです。
私の好きな花、キンモクセイと沈丁花について紹介したいと思います。
★秋に甘い香りを漂わせる「キンモクセイ」の魅力
キンモクセイは中国が原産の、モクセイ科の樹木です。常緑性のため、一年中濃い緑の葉を茂らせています。花は、一般的に小さなオレンジ色のものを9~10月頃に開花し甘い香りを漂わせてくれます。
水はけと日当たりのいい場所であれば生育でき、地植えでも鉢植えでも育ってくれます。地植えの場合には樹高が3~6mほどに成長します。そのため、生け垣として植えているご家庭もあるようです。
花を砂糖漬けにした「桂花糖」はお菓子の香りづけや調味料として利用されたり、「桂花陳酒」に使用されたりします。
◎キンモクセイ
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秋に花をつける、一般的なキンモクセイです。夏に花芽をつけたら、その秋に咲いてくれるので楽しみがあります。
◎キンモクセイ 四季咲き
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キンモクセイ・シキザキ 樹高0.5m前後 10.5cmポット 新品価格 |
我が家で育てていたのが、こちらの「四季咲き」のキンモクセイです。その名の通り、条件が整えば年中花をつけてくれるキンモクセイです。真夏・真冬以外は花をちょこちょことつけてくれていた印象があるので、キンモクセイの香りが好きな方におすすめです。
★春の訪れを予感させてくれる「沈丁花」の魅力
沈丁花も中国原産のジンチョウゲ科の樹木です。こちらも常緑性のため、一年中葉をつけているのが特徴です。花は一般的にピンクのものを3月頃に咲かせてくれ、少し酸味を感じられる甘酸っぱい香りを放ってくれます。
水はけのよい土であれば生育しやすく、樹高は1mほどで止まります。特に手入れをしなくても丸い形に育ってくれるので、枝が増えて根元の日当たりが悪くなった時にだけ余分な枝を切る程度で十分です。
◎沈丁花 赤花
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沈丁花(ジンチョウゲ):赤花 4.5~5号ポット ノーブランド品 新品価格 |
花弁の裏が赤・内側が白の一般的な花を咲かせる品種です。
◎沈丁花 白花
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沈丁花(ジンチョウゲ):白花4.5~5号ポット ノーブランド品 新品価格 |
花弁の内側も裏側も白い花を咲かせる品種です。以前我が家で育てていたものも「白花」の仲間でした。購入時には「花が咲いた後、白からピンクに変わります」という説明を受けたような気がしますが、ずっと白い花のままだったのが印象的でした。笑
花の色が変わっても、香りは赤花と同じです。
◎沈丁花 斑入り
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沈丁花(ジンチョウゲ):赤花(斑入り)4.5号ポット ノーブランド品 新品価格 |
花は赤花と同じですが、葉のふちに色の薄い「斑」が入るのが特徴の沈丁花です。花のない時期にも葉を楽しみたい方におすすめです。
★まとめ
季節を感じることができる香りを放つ花、キンモクセイと沈丁花について紹介しました。
- キンモクセイ(2種)
- 沈丁花(3種)
庭はなくても、季節を感じることができる花を育てられると、生活に彩りを感じるようになります。ここ数か月、苗を買おうかどうしようか考えていますが…やっぱり欲しい!と改めて思いました。笑
育てることになったら、また報告させていただきます。
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