
毎年5月下旬から6月上旬にかけてスーパーなどで見かける「青梅」。購入したことがありますか?私も初めは「面倒そう・・・」と敬遠していましたが、子どもが生まれてから夏の暑さを乗り切るために「梅ジュース」を作るようになりました。
梅酒ではなく「梅ジュース」です。実は我が家、旦那も私もアルコールが苦手です。しかも梅ジュースなら子どもも一緒に飲めますからね。
というわけで、今年も梅ジュースの仕込みをおこないました。いろいろなものを参考にしながら何度か作ってみて、今現在落ち着いている我が家のレシピを紹介します。
★梅ジュースを作る ~用意するもの~
◎果実酒用の保存ビン
![]() |
新品価格 |
仕込みたい梅の約2.5~3倍ほどの容量のものを選びます。我が家の場合は梅1kgを仕込むので、4Lの容器を使っています。容器はガラス製のもの・プラスチック製のものがありますが、我が家はプラスチック製のものを使っています。梅を仕込んでエキスが出始めたら毎日混ぜる必要があるので、ビン自体の重さが軽いプラスチック製は重宝しています。
◎青梅1kg
スーパーなどで売られているものを購入しています。1kgあれば完成するジュースが1.2~1.5Lくらいにはなるでしょうか。
◎砂糖1kg
![]() |
新品価格 |
我が家ではスプーン印の三温糖1kgと上白糖200gの合計1.2kgで梅ジュースを仕込みます。が、一般的には梅と砂糖は1:1でいいと言われています。
白砂糖のみでも美味しくできあがりますが、三温糖を使うことでコクのある仕上がりになります。
◎その他
梅の下処理をする際に爪楊枝や竹串・キッチンペーパー、容器の消毒をするためにアルコール除菌ができるシートがあると便利です。
(ガラス製の容器を使う場合には熱湯消毒が可能です)
![]() |
カビキラー 除菌剤 プッシュタイプ アルコール除菌 食卓用 本体 300ml 新品価格 |
キッチンペーパーにワンプッシュで除菌シートになります。片手でも使え、食卓での日常使いにも役立ちます。
★梅ジュースを作る ~手順~
では、梅ジュースを仕込んでいきましょう!
1)梅の下処理
青梅は購入したらなるべく早めに仕込んでしまいましょう。傷み始めるとあっという間にダメになっていきます。
梅は流水で洗いながら、ヘタの部分を爪楊枝や竹串を使ってキレイに取り除きます。プチッと飛んでいく感覚がちょっと楽しい、地味な作業です。笑
洗った梅はザルなどに移しておき、全て洗い終わったらキッチンペーパーで一つずつ丁寧に水分を取り除いていきましょう。
(お子さんのいるご家庭では、ぜひお手伝いをお願いしてください。子ども→大人の2度拭きでキレイになります!)
※この時点で、梅を1日冷凍する・フォークなどでさして穴を開ける、という手順を取る方もいらっしゃいます。確かにその方が早く梅のエキスが出てくるのですが、何もしないで仕込んだ方が仕上がりがおいしい気がします。(私だけでしょうか・・・汗)
2)容器を消毒する
梅ジュースを仕込む容器を消毒します。プラスチック製のものであれば、アルコール除菌ができるシートで内側や口の部分・フタ裏などを拭いて乾かします。ガラス製のものであれば熱湯消毒・煮沸消毒をおこなってください。
3)砂糖を測る
我が家は三温糖1kg+白砂糖200gで仕込むため、白砂糖200gを測っておきます。
4)仕込み
梅・容器ともにしっかりと乾燥したら、いよいよ仕込みです。梅と砂糖が交互になるように容器に入れていきましょう。
(我が家ではここでも子どものお手伝いが入ります。砂糖はママ、梅は子どもが並べています)
↑
仕込み直後の様子
5)毎日様子を見る
梅ジュースを仕込んだら、毎日様子を見るようにしましょう。3日ほどで梅の周りの砂糖がしっとりとし始めて、砂糖のかさが減ったように感じます。
↑
仕込み4日目の様子
そこからは徐々にエキスが出てきますから、エキスが梅に浸るように容器を傾けて混ぜる必要があります。(この時、プラスチック製の容器が役立ちます)
↑
徐々に砂糖が少なくなり、シロップの量が増えてきます
毎日混ぜて、砂糖が完全に溶けたら完成!となります。
6)アク抜き
容器の中で砂糖が完全に溶けたら容器から梅を取り出し、ザルなどにあげましょう。容器に残ったジュースを鍋にうつして火にかけ、浮いてくるアクを取り除きます。
ジュースが完全に冷めたら別の容器に移し替えて、水や炭酸水でお好みの濃さに薄めて飲みます。(我が家では4~5倍くらいに薄めているでしょうか?・・・目分量ですが。笑)
★まとめ
夏バテを防止するためにもおすすめしたいのが「梅ジュース」です。意外と簡単に自家製の梅ジュースが作れますので、ぜひチャレンジしてみてください。
◎用意するもの
- 果実酒用の保存ビン
- 青梅1kg
- 砂糖1kg(我が家は三温糖1kg+白砂糖200gで仕込んでいます)
- その他(竹串または爪楊枝、キッチンペーパー、除菌用のアルコール)
◎梅ジュースの作り方
- 梅の下処理をする
- 保存ビンを消毒する
- 仕込み
- 毎日様子を見て混ぜる
- ジュースが完成したらアク抜きをする
家族みんなで自家製の梅ジュースを飲めば、元気に夏を乗り切ることができますよ!
コメントはまだありません